どハマりしない子供たち
今回はある個別指導塾で塾長をしていた時の、生徒面談時の気付きです。
生徒数20~30人程の規模の校舎をいくつか担当しましたが、
「勉強でもマンガ・スポーツ何でも良いからハマっているもの教えて」と聞くとその殆どが「特にない」でした。
携帯ゲームも友達や親・兄弟がやっているから少しやる程度で、レベルも親の方が子供より高くストーリーも先に進んでいるようでした。
担当した個別指導塾の通う生徒の偏差値帯は35~55、偏差値50未満がメインで通っている校舎でした(7~8割が中学生)。
私が通っていた中学は進学校でも私立でもない普通の学校でしたが、新作のドラゴンクエストやファイナルファンタジーのソフトの発売日は学校をお休みしてやり込む人達が居たり、好きなマンガについて語らせたら何時間でも話せる人が何人も居ました。
私もドラゴンクエストシリーズやテイルズシリーズ・MASIC THE GATHRING(TCG)にハマり友達と大いに語り合いました。
MASIC THE GATHRINGは英語版のカードでプレイしてかなり勉強になりました(日本語版より英語版の方が少し安い)。
何でも良いのでハマった物があると、ゲーム・マンガも歴史や神話などを基にしているものが多いので勉強していて「この話聞いたことがある、あのキャラクターに似てる」などとっつき易くなります。
小学生や中/高1・2年生は勉強以外にどっぷりハマってみてはどうでしょうか?
細切れ時間とまとまって1日30分程度勉強すれば普段は十分です(毎日30分の勉強を習慣付けしよう)。
豊かな人生のために勉強・仕事以外のことも全力でやりましょう!